“安全”鋼製電線管路
 
 
最近 鋼管が安易に他の材料に置き換えられています。これにより健康被害や人身事故の危険が増大しているとして、アメリカ鋼管協会(STEEL TUBE INSTITUTE OF NORTH AMERICA)が鋼管に関するパンフレット“CONNECTIONS”を最近発行しました。その中で鋼管によるシステムを使用することの重要性を訴えています。

要  約
1) 鋼製電線管路は電磁遮蔽により環境の磁界強度を減少できる。
鋼製電線管路を使用することにより、健康に対する障害が懸念されている電磁波を減少できる。
また火災や感電ショックの危険を防止するとともに、現在のような電気通信に依存する社会では電波障害に対する防御も期待できる。
2) 統計によれば火災発生件数そのものは年々減少しているが、有毒ガスによる死亡者が増加している。
出来るだけ可燃性材料の使用を減らすのが常識である。
3) グリンピースは、PVC(塩化ビニール)の廃棄物を調査したところ発癌性の高いレベルのダイオキシンを検出したと報告している。
4) 鋼製製品の強度と耐久性と品質を再認識すべきである。樹脂製製品に置き換えることは、強度と耐久性を犠牲にしている。