衝撃や圧縮に強い
 
 

鋼製電線管路は、厚さが最も薄いねじなし電線管路でも圧縮に対して 1,000kg(長さ100mm当たりの荷重)程度の強度があります。また、釘打ちの実験でも、電線管路が固 定されており、釘が管の中心に直角に打ち込まれるというように条件が揃わなければ、 釘などが電線管路を貫通することはありません。従って配管工事中に人が踏んだり、運 搬車が通ったりして受けるダメージや、コンクリート打込みによる変形、及び露出配管で 物がぶつかったりした時にも破損する可能性は最も少なく、電気配線を確実に保護する ことができます。また、地震の場合、強度の強いことが配管の破壊による電気事故、特に非常用配線 の断線による災害の拡大を防ぎます。